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垣根涼介 ( カキネ リョウスケ )

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。独自の人間観察眼と、疾走感あふれるストーリーテリングをその持ち味とする。2000年『午前3時のルースター』(文春文庫)で、サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞しデビュー。第二作『ヒートアイランド』が各紙誌の絶賛を浴びる。2004年、第三作『ワイルド・ソウル』(幻冬舎文庫)で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初のトリプル受賞に輝く。2005年には『君たちに明日はない』(新潮社)で山本周五郎賞も受賞するなど、今、もっとも注目される気鋭作家の一人である。近刊に『ゆりかごで眠れ』(中央公論新社)、『真夏の島に咲く花は』(講談社)がある。(2007年01月17日現在)

垣根涼介「Dawning day