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菊村到 ( キクムラ イタル )

1925~1999年。読売新聞の記者のかたわら創作活動をつづけ、1957年、「不法所持」で文學界新人賞を、「硫黄島」で芥川賞を受賞する。これを機に作家専業となり、『けものの眠り』や、『夜生きるもの』といったサスペンス・ミステリーも。1970年代からは、『今夜も誰かが殺される』や『夜だ花束を捨てろ』といった、ハードボイルド・タッチの作品が多い。(2014年12月11日現在)