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佐藤勝彦 ( サトウ カツヒコ )

自然科学研究機構長
東京大学名誉教授

1945年、香川県坂出市に生まれる。1968年、京都大学理学部物理学科卒、同大学院修了、理学博士。京都大学助手、デンマークの北欧理論物理学研究所(NORDITA)の客員教授などを経て、東京大学理学部教授。1999年には東京大学ビッグバン宇宙国際研究センター長に就任。2009年、東京大学を定年退職。2010年から現職である自然科学研究機構長に就任。日本物理学会会長、国際天文学連合宇宙論委員長など歴任。専門は、宇宙論。ビッグバン理論では説明できない宇宙の問題を解決する「インフレーション宇宙論」を提唱し、世界的評価を受ける。
主な著書に『宇宙論入門~誕生から未来へ』(岩波新書)、『インフレーション宇宙論』(講談社)、『「相対性理論」を楽しむ本』『「量子論」を楽しむ本』(ともにPHP文庫)、『眠れなくなる宇宙のはなし』(宝島社)、『宇宙「96%の謎」宇宙の誕生と驚異の未来像』(角川ソフィア文庫)などがある。(2012年4月12日現在)