沖田正午 ( オキダ ショウゴ )
現さいたま市中央区生まれ。「沖田節」ともいえる、人を見る目の暖かさと軽妙な筆づかいがファンを惹きつけている時代小説作家。2006年『丁半小僧武吉伝』(幻冬舎文庫)で、作家デビュー。主な作品に、「北町影同心」(二見文庫)、「やぶ医師天元世直し帖」(ハルキ文庫)、姫様お忍び事件帖」(徳間文庫)、「天神坂下よろず屋始末記」(双葉文庫)、「仕込み正宗」(祥伝社文庫)などの各シリーズ、『阿吽の羽織』(幻冬舎単行本)、『生きがい 戯作者南風余命つづり』『物書き同心裏稼業 未解決事件始末』(ともに角川文庫)など多数。本書は、著者初の書き下ろし現代小説。(2019年1月現在)