芝原暁彦 ( シバハラ アキヒコ )
地球科学可視化技術研究所 CEO。古生物学者、理学博士。1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後はベーリング海やオマーンなどで化石調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示、博物館用3Dプロジェクションマッピングの研究開発を行った。2016年にはこれらの技術をもとに、産総研発ベンチャー「地球技研」を設立し所長に就任。「未来の博物館を創る」を研究テーマに、国内外へ向けて地学情報を発信している。2017年から明治大学サービス創新研究所の研究員を兼任、また東京地学協会、日本地図学会の各委員を務める。 おもな著書に『化石観察入門』、共著に『薄片でよくわかる岩石図鑑』(ともに誠文堂新光社)、監修書に『世界の恐竜MAP』(エクスナレッジ)など。(2017年12月現在)