江藤省三 ( エトウ ショウゾウ )
1942年生まれ。熊本県出身。右投げ右打ち。
1961年中京商業高校(現中京大中京高校)野球部主将として春夏甲子園出場を果たす。1965年慶應義塾大学主将となり、二塁手として初の四期連続ベストナインに選出。同年第6回アジア野球選手権大会では優勝、MVPに輝く。1966年からプロ野球選手として、読売ジャイアンツや中日ドラゴンズで活躍する。通算成績は464試合で打率.267、12本塁打、65打点。1976年引退後は読売ジャイアンツ、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)のコーチを歴任。1999年にはJOC強化コーチを務めた。2009年には、元プロ選手としては初めて慶大監督に就任し、2010年春のリーグ戦で優勝するなど、2度のリーグ制覇を果たす。2013年11月任期満了により退任後は、慶應義塾体育会野球部史上初の総監督に就任。プロアマどちらにも精通する監督として、付属高校の指導に期待が高まる。(2014年3月28日現在)