小松正之 ( コマツ マサユキ )
東京財団上席研究員、アジア成長研究所客員主席研究員。1953年岩手県生まれ。東北大学、米エール大学経営学大学院卒。経営学修士(MBA)、東京大学農学博士号取得。1977年農林水産省に入省し水産庁に配属。資源管理部参事官、漁場資源課課長等を歴任。国際捕鯨委員会、ワシントン条約、国連食糧農業機関などの国際会議、米国司法省行政裁判や国際海洋法裁判所、国連海洋法仲裁裁判所の裁判に出席し、日本のタフ・ネゴシエーターとして世界的に名を馳せた。内閣府規制改革委員会専門委員を務める。2005年『Newsweek』誌(日本版)で「世界が尊敬する日本人100人」に選出。主な著書に『国際マグロ裁判』(岩波新書)、『海は誰のものか』『国際裁判で敗訴!日本の捕鯨外交』(ともにマガジンランド)、『これから食えなくなる魚』(幻冬舎)、『日本人の弱点』(IDP出版)など多数。(2015年12月17日現在)