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小野寺淳 ( オノデラ アツシ )

茨城大学教育学部教授、副学部長、社会選修教室主任。筑波大学大学院博士課程を経て文学博士取得。研究分野は人文地理学、歴史地理学、絵図学。主に、江戸時代の古地図(主に河川絵図、国絵図)、江戸時代の旅(お伊勢参り)、茨城県内における近世・近代の都市・農村の景観変化(石岡市史、協和町史、八千代町史、猿島町史、堺町史などを分担執筆)などの研究を行っている。授業は人文地理学の概論と専門、地域へのアプローチや地理学野外実習(フィールドワークの初歩)、茨城の歴史と文化(茨城県通史)、茨城の風土と生活(茨城県地誌)などを担当している。
著書に『近世河川絵図の研究』(古今書院)、『歴史地理調査ハンドブック』(共編著、古今書院)、『文化地理学入門』(共編著、東洋書林)、『国絵図の世界』(共編著、柏書房)、『絵図学入門』(共編著、東京大学出版会)など多数。研究発表に「シーボルト第一次収集古地図の概要と個別分析」「シーボルト収集のカラフト図をめぐって」「江戸時代における手描き絵図の特色」などがある。現在、歴史地理学会、日本地理学会、人文地理学会、国絵図研究会に所属。(2014年10月31日現在)