海沼実 ( カイヌマ ミノル )
1972年生まれ。明治大学では、同学長・木村礎(当時)のもとで近世労働歌を研究し、桐朋学園大学音楽学部では、木村俊光に師事。祖父は、「みかんの花咲く丘」や「里の秋」などの作曲で知られる童謡作曲家。童謡歌手の川田正子と川田孝子を伯母に持ち、音楽一家に育つ。正統派の童謡評論家としても高い評価を受け、NHKラジオ深夜便や新聞コラム、各地講演会等でも活躍を続ける一方、全日本音楽教室指導者連合会を組織して音楽指導者の育成を行い、国内外に数万人規模の門下生を持つ。また、音羽ゆりかご会会長、日本音楽著作権協会及び日本作曲家協会会員として、精力的に活動を行っている。著書に『童謡 心に残る歌とその時代』(NHK出版)、『発声の達人』(ノースランド出版)、『海沼実のうたほん もっと歌が上手くなる、好きになる』(東京新聞出版)などがある。(2013年12月19日現在)