森村誠一 ( モリムラ セイイチ )
1933年1月生まれ。青山大学文学部卒業後、10年にわたるホテル勤務を経て作家活動に入る。69年、『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構図』で第26回日本推理作家協会賞受賞。その後も『人間の証明』『悪魔の飽食』など数多くの作品を発表。2003年に日本ミステリー文学大賞、11年に『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞。小説に限らず、写真俳句やノンフィクションなど幅広く執筆活動を展開。15年に作家活動50周年を迎えた。(2015年10月2日現在)