手塚治虫 ( テヅカ オサム )
1928年、大阪府生まれ。日本を代表する漫画家。
戦後日本におけるストーリーマンガの手法を確立する。
1946年、4コマ漫画『マアチャンの日記帳』で漫画家デビュー。1947年、『新宝島』がベストセラーになる。1950年よりマンガ雑誌に登場、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』といったヒット作を次々に手がける。1960年、日本初となるテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』を制作、現代につながるテレビアニメ制作に多大な影響を及ぼす。そのほかの作品として、『ブッダ』、『火の鳥』、『どろろ』、『ブラック・ジャック』、『アドルフに告ぐ』、『日だまりの樹』など、幅広い題材に精力的に挑戦する。1989年、没。デビューからずっと、第一線で作品を発表し続け、「マンガの神様」と評された。