イメージをポスターや映像などに視覚化し、具体化する スタイリスト |
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私たちのまわりには、テレビコマーシャル、宣伝ポスターなどの広告や、いろいろな雑誌のグラビアページなど、美しい映像が多くあります。これらを制作するためには、アートディレクター、カメラマン、デザイナー、ヘアメイクなどと呼ばれる多くのスタッフがかかわっています。このスタッフのなかにスタイリストもいます。 仕事はスタッフとの打ち合わせから始まります。その中で、スタイリストは何を表現するのか、何を訴えるのか、だれを対象とするのか、などを理解し、どのような衣装、小道具が必要か、またどのようなモデルを使うかを決めていきます。だから、ファションに関してはするどい感性と広い知識、情報、そして何より豊かなイメージが必要とされます。 制作しようとする映像が決まると、そのイメージに合ったいろいろな衣装を調達します。撮影当日は、集めた衣装、小道具をスタジオやロケーション現場に運び込みます。 撮影現場ではスタッフと打ち合わせながら衣装や小道具の位置などを決めていきます。撮影が始まっても、カメラの位置、光の関係などに合わせ、衣装を直したり小道具を取り替えたりと、よりよい状況を作り出すため努力をつづけます。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |