それぞれの利用者の体力に合わせて練習方法やスポーツを指導する スポーツインストラクター |
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多くの会社が週休2日制を導入し、また国民の健康志向が高まるにつれ、アスレチッククラブ、エアロビクススタジオ、スイミングスクール、テニスクラブ、乗馬クラブ、ダイビングクラブなど、最近こうしたスポーツクラブが急増しています。全国のスポーツクラブは、現在1600カ所あまりあり、これがさらに増えつづけています。 しかし、スポーツに親しむ人が増えるにしたがい、トラブルや事故も増加しています。 そのため、そうした事故を未然に防ぎ、利用者が、楽しく安全に体力作りができるよう指導するスポーツの専門家が必要となったのです。 つまり、こうした施設で、職業として、それぞれの利用者に合った運動メニューを作成したり、実際の運動を指導するのがスポーツインストラクターの仕事です。 スポーツクラブのインストラクターは、利用者の体力に合わせた指導をするために、運動の効果やからだのしくみに関する医学的な知識も必要になります。 そのスポーツがじょうずにできるかということより、教わる利用者側の状況をよく理解し、じょうずに教えられるかが、この仕事の一番のポイントなのです。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |