一人ひとりの子どもを理解し、その個性を伸ばす 料理人(調理師) |
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世の中には実にさまざまな料理店があります。日本料理店、中華料理店、フランス料理店、イタリア料理店、インド料理店と、世界中の料理を日本にいながら食べることができます。それらの店で自慢の腕をふるうのが料理人の仕事です。それぞれの料理店によって、板前、コック、シェフ(料理長)などとよび名はちがいますが、料理に対する情熱と愛情は同じです。 料理の世界はきびしく、すぐに一人前の料理人になれるわけではありません。最初は皿洗いからスタートして、野菜の皮むきなどを手伝いながら、少しずつ先輩から料理の手ほどきを受けていくのです。高級店では、本格的な料理を作らせてもらうまでに最低10年はかかるといわれています。 しかし、この下積み時代にいろいろな仕事を手伝うことによって、料理に使う食材の特性や盛りつけの方法、食器を選ぶ目やテーブルセッティングなどを養うわけです。このことは、将来、独立して店をもつばあいにも役立つことになります。料理人は、おいしい料理を作りつづけるために一生が修業といえるでしょう。 また、料理法だけではなく、食中毒などをふせぐために、食品衛生面での正しい知識も必要になります。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |