天気予報の解説者。気象情報をテレビ・ラジオなどでわかりやすく伝える お天気キャスター |
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天気は、晴れるのか雨が降るのか、毎日たくさんの人々が関心をもっています。なぜなら、日々の生活は天気に大きな影響を受けるからです。 このため、人々のくらしと深くむすびついている気象情報を、お天気キャスターたちは正確にわかりやすく、しかも興味深く解説するようつとめています。 以前は、法律で気象庁以外の人が、気象情報をテレビやラジオ、新聞などで流してはいけないことになっていました。いろいろな面で影響の大きい気象情報が、むやみに混乱することをふせぐためでした。 ところが、1995年、「気象予報士」の資格を取れば、気象庁以外の人も、天気予報をマスコミに発表してもよいことになりました。気象予報士の資格は、ひとことでいえば、気象データを読みとる力がある人にあたえられます。ただし、気象の知識がどれだけあっても、天気予報をわかりやすく解説できるとはかぎりません。お天気キャスターになるには気象予報士の資格が、最低限必要ということなのです。気象予報士の資格があるからといって、すぐお天気キャスターになれないということも覚えておいてください。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |