華やかな制服を身にまとい、世界中を飛び回る 客室乗務員(スチュワーデス) |
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飛行機を利用する人は年々増えていますが、さまざまな気持ちを抱いて乗っている乗客に、より快適な空の旅ができるよう世話をするのが客室乗務員の仕事です。
接客がおもな仕事ですが、航空機に万が一のトラブルが起きたとき、たとえば急病人の世話から、ときには緊急着陸といった異常事態のさい、冷静に乗客を落ちつかせ、安全に避難させるなど、乗客を守る役目もあります。 ひとくちに客室乗務員といっても、乗務内容はさまざまです。国内線、国際線、経験年数や役職によっても異なってきます。 その日のフライトが決まると、出発の2時間ぐらい前に出社し、ブリーフィングといって、これから乗る飛行機の安全装置や自分の役割のチェックなど、出発前の打ち合わせをします。国内線では最長でも乗務時間は2時間ほどですが、この間、飲み物や機内雑誌の配布をしたり、ときにはむずかる赤ちゃんをあやしたり、気分が悪くなった乗客の面倒をみたりもします。 国際線ではこのほかに食事の世話や酒類のサービス、ときには出入国関係の書類の書き方などもアドバイスしたりします。 経験を積んでアシスタントパーサー、パーサーへと昇格します。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |