病気や事故などで困っている人たちの相談にのり、生活の援助もする ケースワーカー |
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私たちは事故や病気によって、突然生活する力を失い、自分ひとりではどうすることもできなくなってしまうことがあります。そんな時、相談にのり、問題の解決をはかってくれるのが福祉事務所の(全国に約1200カ所ある)ケースワーカーです。 福祉事務所では生活上の問題をかかえた人たちの話をくわしく聞き、福祉関係の法律などと照らし合わせて必要な援助の方向を決め、手続きをとります。援助の内容は生活費などの給付であったり、福祉施設への入所であったりとさまざまです。 この相談を担当するのが面接員であり、このあと家庭訪問をして実態を調べたり、その後のアフターケアも考えるのが地区坦当員です。ふつう、現業員は60から80ぐらいのケースを担当し、毎日こうしたケースの家庭訪問に出かけています。 問題をかかえた人のそれぞれのケースについて相談にのり、必要な援助をおこなっていくというケースワークの仕事は、福祉事務所のほか、児童相談所や老人福祉施設・養護施設などのいろいろな施設で必要とされています。 このようなところでは、児童福祉司や生活指導員・児童指導員といった名前で広い意味でのケースワーカーが働いています。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |