出版・広告業界の発展とともにイラストレーターの仕事は増えつづけている イラストレーター |
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私たちのまわりには数え切れないほどのイラストが満ちあふれています。昆虫図鑑のたいへんこまかい絵もそうなら理科の教科書の分子構造の図もイラストです。もちろん、小説や雑誌の表紙、さし絵、ポスターなど、イラストはさまざまな場面でさまざまに使われています。これらのイラストを描くのが、イラストレーターの仕事です。 イラストレーターにもそれぞれ得意な分野があります。図鑑にのせる昆虫の絵のばあい、足の先まで実物どおり正確に描かなければいけません。そういう正確なイラストが得意な人もいれば、夢のあるやさしいイラストやコミカルなものが得意な人もいます。また、はり絵や切り絵の手法を使う人などさまざまです。 しかし、イラストレーターは、画家とちがって、好きなものを好きなように描いているわけではありません。出版社や広告会社からの注文にしたがって、また大量に印刷して出版したりすることを頭に入れながら描いているのです。まず、出版社の編集者がいて、これから出す本や雑誌の読者層を考え、もっとも適当だと思う絵のタッチのイラストレーターに仕事を依頼するのです。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |