働く女性の増加にともない必要性は拡大。男性もなれる 保 育 士 |
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働く父親や母親のかわりに、保育園などの児童福祉施設で、親がわりになって子どもたちの生活のめんどうをみるのが保育士の仕事です。 保育所ごとにちがいはありますが、0歳から小学校入学前までの子どもたちをあずかります。多くのばあい、保育士は子どもの年齢によって分けられたクラスのどれかの担当となり、自分のクラスの子どもたちと一日をすごします。保育士ひとりに対し、2歳以下なら6人、3歳児なら20人、4歳以上なら30人までというのが一応の基準となっています。 朝、保護者に連れられてくる子どもたちの健康状態に気をつけながら受け入れ、食事・昼寝など一日のスケジュールにそって生活させます。 音楽や絵画を教えたり、保育園から外の公園などへ連れていって遊ばせることもあります。また、運動会などの行事も楽しく安全にすすむよう指導します。 保育所のほか、養護施設や知的障害児施設・乳児院などで働くばあいもあります。こうした施設では、保育所とちがって24時間子どもたちをあずかっています。 保育士には、児童心理、保健衛生、音楽などの幅広い知識と少しのことではへこたれない体力も必要です。 |
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『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。 |