「札沼線の愛と死 新十津川町を行く」(実業之日本社文庫)がTVドラマ化決定!

2020.07.16

当社刊小説『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』(西村京太郎著)がこの春、テレビ朝日系日曜プライム枠(毎週日曜よる9時)にて『西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン』のタイトルでTVドラマ化されることが決定しました!

西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン

ミステリー界の重鎮・西村京太郎氏が生み出した人気キャラクター“十津川警部”と“亀井刑事”が、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明。事件の背後に潜む人間ドラマを浮かび上がらせていく、『西村京太郎トラベルミステリー』――。1979年にスタートした本シリーズは、旅情あふれる映像はもちろん、時代を反映した鉄道トリックを取り入れるなど意欲的な挑戦を続け、昨年3月に放送したスペシャルで“70作”という大きな節目を突破しました。
『西村京太郎トラベルミステリー』最新作となる第72弾は、北海道・新十津川町で撮影したノスタルジックな風景が旅情をかきたてるミステリー!

なんといっても今回の最大のみどころは、この春、一部廃線となった札沼線と、それに伴い駅としての役目を終えた新十津川駅がふんだんに登場することです!
札沼線は、札幌市中央区の桑園駅から新十津川駅まで76.5kmを結ぶ路線。1935(昭和10年)に全線開通しましたが、この春、北海道医療大学~新十津川の区間が廃止となり、85年の歴史に幕を下ろしました。新十津川駅は出発便が午前中の1便のみのため“日本一早い最終列車が出る終着駅”として鉄道ファンに愛されてきましたが、札沼線の区間廃線にともない、廃駅となりました。本作では、まもなく引退のときを迎える札沼線、新十津川駅でロケを敢行。その姿を美しい映像でとらえています。

郷愁あふれる新十津川の風景、そして高橋英樹、高田純次の“黄金コンビ”や、黒谷友香、松尾諭、中村俊輔らゲストの熱演が珠玉のミステリーを紡ぎだす、『西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン』――。ぜひ、オンエアにご期待ください!

【番組情報】

◆番組名
日曜プライム ドラマスペシャル
「西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン」
◆放送局・日時
2020年7月26日(日)よる9:00~
テレビ朝日系全国ネット
◆原作情報
『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』(実業之日本社文庫)
著:西村京太郎
◆脚本
深沢正樹
◆監督
村川 透
◆制作
テレビ朝日 東映
◆出演
十津川警部   高橋英樹
早瀬由美    黒谷友香
赤池庄五郎   松尾 諭
中園宏司    中村俊介
久保田あかね  伴 アンリ
北条早苗    山村紅葉
柿沼浩輔    葛山信吾
亀井刑事    高田純次