『神結び 日本の聖地をめぐる旅』
世界のパワースポットに精通する相川七瀬が、出雲や熊野、東国三社など日本の神社と聖地を独自のスピリチュアルな感性でガイドする。

相川七瀬が旅する、日本の聖地――『神結び 日本の聖地をめぐる旅』で語られる“パワースポットの真実”とは?

2014.08.11

「パワースポットという言葉が一般的に知られるようになりましたが、私自身、6年前に『セドナ 天使の町』という本を書いたこともあり、“パワースポットに行けば、やっぱりスピリチュアルなことが起きるのですか?”と、よく人から質問されます。

私の中にはパワースポットの定義みたいなものがあります。それは、人はきっと縁のある場所にしか、一生の限られた時間の中で行かないと思うのです。それが友だちから伝え聞いたこと、雑誌やテレビで見たこと、何であっても、その土地に縁がなければ、“そこにわざわざ行こう!”ということにはならないと思うのです。(中略)

パワースポットとは、忙しく働いてきた私たちに、癒しと活力を与えてくれて、明日からの新しい時間を、人生を彩ってくれる、そんな場所だと私は思っています。

パワーを感じる、感じた場所。私自身が歌手として、女として、母親として、人間として、いろんな悩みを持ったときに力をくれた景色、言葉、出逢った人々。そういった日本での大切な出逢いを、この本に記していきたいと思っています」(『神結び 日本の聖地をめぐる旅』プロローグより抜粋)


2008年に発売以来、ロングセラーとなっている『セドナ 天使の町』から6年──相川七瀬の待望の新刊が発売されました。『神結び 日本の聖地をめぐる旅』と題して、東国三社から奈良、熊野、そして出雲へと、古事記の神様タケミカズチに導かれるままに、たくさんの神社をめぐっていきます。

「私のような若輩者が、神様の話を人様に語るなど、畏れ多いとずっと思ってきました。しかし、友人の励まし、宮司さんからのすすめなどあり、勇気づけられてここまで来ました。この本では、私なりに心に抱いてきた神々への思いを、今持てるだけの力を込めて書ききりました。」とあとがきに書かれているように、著者が十数年にわたって日本の聖地を旅した総決算ともいえる一冊です。

美しい写真も見どころのひとつ。神社だけでなく、ご当地グルメやお土産、古事記のミニコラムなど、盛りだくさんの内容で、ふらりと旅に出たくなります。本書にこめられた、日本の神々そして相川七瀬のパワーをぜひ感じてください!