直木賞に続き吉川英治文学新人賞ノミネート!『彼方の友へ』(伊吹有喜さん・著)最新情報
2018.02.19
『四十九日のレシピ』『ミッドナイト・バス』など、話題作の多い作家・伊吹有喜さんの『彼方の友へ』が第158回直木賞に続き、第39回吉川英治文学新人賞にノミネートされました。全国の書店員さんからも「今年一番泣けた本」「興奮がさめやらない」「この物語は宝です」など、溢れ出るような感想が続々と届いています。ぜひ多くの方にこの小説の魅力をお伝えしたく、最新情報をこのページで発信してまいります。
■最新情報
2月16日(金) 『彼方の友へ』熱烈ファンミーティングが開催されます!
1月30日(火) 第39回吉川英治文学新人賞にノミネートされました!
11月21日(火) 『彼方の友へ』刊行記念エッセイ「消えぬもの、続いていくもの」公開!
11月18日(土) TBS系「王様のブランチ」BOOKコーナーで特集されました!
■書店員さんの感想(一部抜粋)
「素晴らしかった、とにかく素晴らしくて素晴らしくてしばらくは言葉にならなかったです。溢れる涙をぬぐいもせず、ひたすら読みました。読み終わった後、この涙の意味はなんだろう、と考えてました。悲しいとかうれしいとか感動したとか悔しいとか。そういう『ことば』を全て超えた、これは多分、命の涙なんだと、そう思いました」
――精文館書店中島新町店 久田かおりさん
「どうかこの本を読んで知ってもらいたいのです。彼方の友へ最上のものを届け続けるために奮闘した熱き人達のことを。そしてこの世に文化と、ときめきがいかに必要であるかということを。この本、凄いです。熱いです。読み継がれるべき大切な本です」
――広島蔦屋書店 江藤宏樹さん
販促用POPはコチラ
【内容紹介】
平成の老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。 「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった――。
戦前、戦中、戦後という激動の時代に、情熱を胸に生きる波津子とそのまわりの人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描く、著者の圧倒的飛躍作。
【著者プロフィール】
〈作品〉
『風待ちのひと』2009年 ポプラ社刊
『四十九日のレシピ』2010年 ポプラ社刊
『なでし子物語』2012年 ポプラ社刊
『ミッドナイト・バス』2014年 文藝春秋刊=第27回山本周五郎賞候補。第151回直木三十五賞候補
『BAR追分』2015年 角川春樹事務所刊
『オムライス日和 BAR追分』2016年 角川春樹事務所刊
『今はちょっと、ついてないだけ』2016年 光文社刊
『情熱のナポリタン BAR追分』2017年 角川春樹事務所刊
『カンパニー』2017年 新潮社刊
『地の星 なでし子物語』2017年 ポプラ社刊
『彼方の友へ』2017年 実業之日本社刊