浅見光彦からの手紙センセと名探偵の往復書簡

タグ
シリーズ
  • A6判288ページ
  • 2014年12月05日発売
  • 価格 652円(税込)
  • ISBN 978-4-408-55198-2
    • 在庫あり
浅見光彦からの手紙

内容紹介

名探偵と推理作家、警察と司法の矛盾に迫る

これは僕と浅見光彦クンの往復書簡です。もちろん信書はみだりに公開すべきでないことは承知しておりますが、ここに所載した通信の内容は、ある冤罪(えんざい)――と疑いを持たれている――事件に関わる部分が多く、冤罪がどのようにして発生するのか、また、それに対して被疑者がいかに無力かといったことについての、一種のケーススタディになりうる内容であることを思い、浅見クンの了解を得て発表することにしました。
――「まえがき」より


暴力団幹部が射殺された事件について、Kという人物が容疑者として起訴され、服役中だという。しかしKさんは自白を強要されたが殺してはいないと訴えている……「“冤罪”を晴らすための活動に、ぜひ協力してもらえないでしょうか」という手紙が、Kさんの支援者から軽井沢のセンセのもとに届いた。センセは名探偵・浅見光彦に、この事件の調査を開始する。ふたりの間では、本件をめぐって79通の手紙が往来した。疑惑の背景を追って奔走する浅見からの便りに対し、センセの返信は、世の中にはびこる矛盾を追及する一方、小説の創作秘話や出版業界ウラ事情が冗談まじりに綴られて、名探偵をはぐらかす。緩急自在のやりとりの末、迷(?)コンビは真相に辿り着けるのか――!?(『軽井沢通信』に改題、加筆)