銀行支店長、走る

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シリーズ
  • 四六判上製384ページ
  • 2013年04月03日発売
  • 価格 1,760円(税込)
  • ISBN 978-4-408-53622-4
    • 品切重版未定
銀行支店長、走る

内容紹介

銀行を陥れた真犯人は誰だ!

合併後の行内争いが絶えないはやぶさ銀行。55歳の窓際寸前行員・貞務定男は、同期の久木原専務から突如支店長に抜擢された。前支店長が急に退職したとのことだったが、腑に落ちない人事であった。孫子の兵法をもって事に当たる貞務は、着任早々、女番長とあだ名される若手行員・柏木雪乃のふるまいや、事なかれ主義の副支店長らを目の前に困惑の体となる。

支店の最大不良債権先から出てきた不正融資を調べるうちに、はやぶさ経営陣のきな臭い企みに気づいた貞務は、元総会屋で今は情報会社社長の勇次と元マル暴刑事の藤堂に助力をあおぐ。行内では、雪乃はじめ支店内で問題行員とされた若手たちとともに事態解決に乗り出した。だが、不正融資の影にちらつく政治家やヤクザ、それにつらなる銀行上層部との暗闘が始まる。事態は二転三転、貞務の身に危機も迫る。誰が敵で、味方はどこにいるのか。大きなどんでん返しも待つ、日本型企業の、そしてあなたの明日を問う経済小説。