「ハイパフォーマーの睡眠技術」書影

ハイパフォーマーの睡眠技術 人生100年時代、人と組織の成長を支える眠りの戦略

小林孝徳(コバヤシ タカノリ)

四六判 224ページ

2020年02月03日発売

価格 1,650円(税込)

ISBN 978-4-408-33898-9

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【ビジネスパーソン1万人以上のデータから導き出した、
ハイパフォーマーになるための睡眠の技術】

睡眠の悩みを抱える人へ。
仕事の効率アップ、感情のコントロール、メンタル改善…
「睡眠」の質を上げると日々のパフォーマンスは確実にアップする。

今なぜ質の良い睡眠が必要なのか?
それは、人口が減り続ける国にとって、一人一人のパフォーマンスを上げ、
組織、そして国全体の生産性を、合理的に上げていくことは、
国の存亡に関わる重大なことだからだ。

本書では、睡眠がもたらすあらゆるベネフィットを丁寧に記しながら、
データに裏付けられたすぐに使える「睡眠のテクニック」を紹介していく。

*睡眠の質を上げたい
*業務の質を上げたい
*限られた時間の中で最大の成果を出したい
*生活リズムを見直したい
*集中力をアップしたい
*うまく感情をコントロールしたい
*組織の業績を上げたい
*心に余裕を持ちたい
*働き方を考えたい

良質な睡眠はあらゆるベネフィットを生み出し、人と組織を強くする。
睡眠は技術であり、すべての人が持っている武器である。

序章 良い睡眠がもたらすもの
・質の良い睡眠がもたらすもの
・気づかないうちに睡眠負債を溜め込んでいませんか?
・薬や道具に頼らなくても睡眠の質は上げられる
・多くの企業が今、睡眠に注目している

第1章 睡眠資本主義で世界は良くなる
・日本人の睡眠は世界ワースト
・生産性を向上する睡眠資本という考え方
・WHOも睡眠問題の解決へ乗り出した!
・日本が睡眠を問題視できない理由
・睡眠は嫌な記憶を整理し、健康的な心をつくる
・レム睡眠中に心の整理が行われる
・ケアレスミスや怒りっぽさは睡眠不足が原因
・誰かの不調を感じたら睡眠不足を疑う
・【睡眠チェックシート】

第2章 ハイパフォーマーになるための睡眠技術
・ハイパフォーマーほど良い眠りがとれている
・ハイパフォーマーの睡眠の定義
・ハイパフォーマーの睡眠の法則
・睡眠技術を駆使してグローバル社会を生き抜く
・【ハイパフォーマーの睡眠テクニックまとめ】

第3章 眠りをコントロールする方法
・睡眠はコントロールできる!
・睡眠の質を左右する3つのホルモン
・睡眠は「光・体温・睡眠圧」でコントロールできる
・体温のコントロール
・光のコントロール
・睡眠圧のコントロール
・良いことづくしの攻めの仮眠

第4章 攻めの仮眠を取り入れろ
・現代人にこそ、攻めの仮眠は必須である
・仮眠を取り入れたら集中力・生産性が上がった!
・増える仮眠室導入企業~さまざまな仮眠室の形~
・仮眠効率をアップするテクニック
・仮眠は起床後6~7時間後に取る
・理想の仮眠時間は15~30分
・仮眠時は「心臓より頭を上にする」
・仮眠前にカフェインを摂る

第5章 睡眠の常識・非常識
・22時から深夜2時は必ずしも睡眠のゴールデンタイムではない
・「90分サイクル」は人による
・強く念じれば、その時間に起きられる
・スヌーズ機能は倦怠感の始まり
・ホットミルクで重要なのは「ホット」だけ
・暗記は寝る前にすると効果抜群
・お酒は入眠を促すが、質を悪くする
・寝つきやすいつまみ・眠りを阻害するつまみ
・飲みの締めはせめてものそば
・長期休暇は、戦略的にダラダラせよ!
・おじいちゃんが早起きなのには理由があった!

第6章 睡眠から考える理想の働き方
・<共育と自律>で睡眠をデザインしていく
・本質的な睡眠課題の解決に目を向ける
・「午前中は頭が冴える」のは人による
・フレックス・リモートワーク制のメリット
・クロノタイプ診断で自分のタイプを知る
【クロノタイプ判定シート】
・クロノタイプを生かすと業務効率も上がる
・働き方に比例して多様化する眠り方
・シフト勤務にも睡眠テクニックが有効
・睡眠をパターン化することで課題が解決した!
・働き方別理想の睡眠モデル
・「時差ボケ」も睡眠のリズムを変えることで解決できる

第7章 睡眠の現在地と未来
・眠らない動物はいない
・言葉と共に発展を遂げてきた人間
・文明発展の代償である睡眠
・資本主義が睡眠を阻害している?
・睡眠で組織が実現できること
・これからの資本主義社会の在り方
・予防医学を推奨する経済産業省の取り組み
・人生100年時代の睡眠
・個人の睡眠がパーソナリティとして認められる社会に
・最高の睡眠のために