「江戸川乱歩猟奇漫画館」書影

江戸川乱歩猟奇漫画館 地獄の道化師・黄金仮面

江戸川乱歩原作 ( エドガワ ランポ )

関谷ひさし作画 ( セキヤ ヒサシ )

北竜一朗作画 ( キタ リュウイチロウ )

B6判 336ページ

2015年08月11日発売

価格 1,100円(税込)

ISBN 978-4-408-11154-4

在庫あり

乱歩が創出した名探偵・明智小五郎が登場!

江戸川乱歩没後50年記念企画第2弾。江戸川乱歩が創出した名探偵・明智小五郎が、ライバルの2大怪人が引き起こす猟奇的難事件に挑む2長編を収録。

「地獄の道化師」(作画・関谷ひさし)
白昼の路上で石膏に包まれた若い女性の死体が置き去りにされる。そして、その女性の妹に送り付けられた道化師の人形は死の予告なのか。明智小五郎をあざ笑うかのように、犯罪をつづける“地獄の道化師”の正体は意外にも!?

「黄金仮面」(作画・北竜一朗)
怪人・黄金仮面と明智小五郎の死闘を描く。昭和初期、それはどこからともなく、金製の仮面をつけた怪人物の出現のうわさから始まった…。銀座や夜のとある東海道線の踏切など、黄金仮面の目撃情報が相次ぐ。その容貌は、「顔は金色に光っていて口から一筋真っ赤な液体が流れていた」。一体、黄金仮面とは何者なのか。そんなある日、ついに黄金仮面が巻き起こした大事件とは!?

長編漫画の他に「江戸川乱歩と≪地獄の道化師≫」、「北九州市漫画ミュージアム紹介」、「江戸川乱歩と≪黄金仮面≫」「名張市立図書館・江戸川乱歩コーナー紹介」など特集記事も収録。江戸川乱歩独特の猟奇的な雰囲気満載で、乱歩ファンならずとも必読の一冊!

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