「『少女の友』創刊100周年記念号」書影

『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション

実業之日本社(ジツギョウノニホンシャ )

遠藤寛子監修(エンドウ ヒロコ)

内田静枝監修(ウチダ シズエ)

A5判 376ページ

2009年03月13日発売

価格 4,180円(税込)

ISBN 978-4-408-10756-1

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史上最強の少女雑誌『少女の友』が、1号だけ復活!

「わたしが小説家になったのは、『少女の友』のおかげかもしれません」
――田辺聖子(作家)

「かわいい……本当にかわいい。写真撮ってもいいですか?」
――安野モヨコ(漫画家)

「『少女の友』のような世界が、いまこそ必要だと思います」
――あさのあつこ(作家)

「少女にこそ一流の作品を」のモットーのもと、川端康成、吉屋信子、中原中也らが筆をふるい、若き中原淳一が表紙画家として活躍した雑誌、『少女の友』。明治41(1908)年に創刊、昭和30(1955)年の終刊まで48年間続いた月刊誌です。これは日本の出版史上、もっとも長きにわたり刊行された少女雑誌であり、この記録はいまなお破られていません。『少女の友』の誕生から100周年という節目を記念して、“幻の雑誌”が「1号だけ復活」します。「黄金期」といわれる昭和10年代の誌面から傑作記事を紹介。田辺聖子さん、芦田淳さん、安野モヨコさん、あさのあつこさんのインタビューのほか、愛読者からのメッセージなど特別記事も読みごたえたっぷりです。中原淳一、松本かつぢの特製復刻ポストカードつき。