一葉からはじめる東京町歩き
坂崎重盛著(サカザキ シゲモリ)
四六判 272ページ
2004年10月18日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-00792-2
在庫なし
明治、大正から現代に至るまで、樋口一葉や国木田独歩、夏目漱石、森鴎外、江戸川乱歩、太宰治など多くの文士が東京の町を歩き、名作をつくりだしてきました。本書は、浅草、銀座、新宿など下町、山の手の繁華街から、菊坂、根岸、佃島といった昔ながらの風情が残る町、玉川上水や野川など武蔵野の郊外を描いた、代表的な小説、詩、エッセイなどを掲載、これに東京の町を知りつくした坂崎氏が作品の解説、自身の町の印象、町歩きガイドを加えたものです。読めばふらりと出かけたくなる「散歩の名文」が満載。
また、巻頭には森鴎外が明治42年に立案した東京の一枚地図「東京方眼図」付き。文学を楽しみ、町歩きもできる文学ファン必読の一冊です。