「ヤバい絵」書影

ヤバい絵 狂気と創造―死ぬまでに観るべき日本の名画

定家菜穂子(サダイエ ナオコ)

四六判 224ページ

2024年12月26日発売

価格 2,200円(税込)

ISBN 978-4-408-65119-4

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冲、蘆雪、北斎……彼らはなぜ描かずにはいられなかったのか?
死ぬまでに見るべき名画はどのように生み出されたのか?
江戸の天才絵師たちの「生み出す力」の正体とは―――

この本で取り上げた絵師たちは、一般常識から逸脱したヤバい人物ばかり。みな波乱万丈な人生を送っている。
普通だったら、乗り越えることができないような辛苦を経験しながらも、かれらは後世に残る傑作を生み出した。 (本書「はじめに」より)

【ヤバい絵―登場絵師一覧】

長沢蘆雪 「才能を妬まれ、謎の死を遂げた絵師」
伊藤若冲 「驚異の集中力」
葛飾北斎 「死ぬ直前まで描き続けた狂気の絵師」
河鍋暁斎 「絵で人々の心を照らそうとした男」
酒井抱一 「遊び人を装う寂寥の絵師」
曾我蕭白 「無頼を装った孤独な苦労人」
喜多川歌麿 「謎の反骨絵師」
俵屋宗達 「成り上がり」
尾形光琳 「放蕩の果てに才能を開花させた男」
歌川広重 「不幸によって感性が磨かれた絵師」
狩野山雪 「才能を恐れられた絵師」
岩佐又兵衛 「戦国乱世を生き延びる」

<番外編>
蔦屋重三郎 「危険を冒して写楽を世に出した男」