「「暗橋」で楽しむ東京さんぽ」書影

「暗橋」で楽しむ東京さんぽ 暗渠にかかる橋から見る街

髙山英男(タカヤマ ヒデオ)

吉村生(ヨシムラ ナマ)

A5判 176ページ

2023年01月30日発売

価格 2,420円(税込)

ISBN 978-4-408-65038-8

在庫あり

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なぜ残されたのか。
なぜ残されなかったのか。

川が地中化(暗渠化)されて橋の使命は終えたのに、
いまだその姿を留めている橋がある。
それを「暗橋(あんきょう)」と呼ぼう。

明確な暗渠だけじゃない、思いもよらぬ場所に
「橋の痕跡」があったりする。
なぜ残されたのか。
なぜ残されなかったのか。

暗渠をたどって浮かび上がってきた、
橋と川を見つめる人たちの思い、橋自身の物語。
23区に存在する暗橋は数千本。
あなたの身近なところにも、暗橋は、きっとある。

【主な内容】
●暗橋散策モデルコース<渋谷・銀座・浅草・深川>
・パワーの源泉を探る 渋谷川さんぽ
・銀座で橋づくし銀ブラさんぽ
・ぐるり浅草・暗橋さんぽ
・人情のまち深川でメタリック暗橋さんぽ
●東西南北暗橋探訪<葛飾・北烏山・六郷・板橋>
・東 葛飾区・平和橋通り 暗橋ドラゴンクエスト
・西 北烏山 暗橋密集地帯を行く
・南 六郷用水 ゴージャス暗橋さんぽ
・北 板橋区、北端に埋もれる宝物を探しに

●23区 勝手に暗橋コンテスト

●暗橋が秘めるものがたり
・橋の始まりと祈り 渡り初めと橋供養
・最も多くのものがたりを持つ橋、数寄屋橋
・なみだ橋とは何か
・橋の保存と願い

●暗橋と名前の謎、残り方や名前のデータ分析!
・橋の名は、こんなふうにできている
・こんな橋の名が多かった
・橋の名付けかたあれこれ
・記号橋の順序
・23区暗橋分類
・分類からこぼれ落ちる暗橋たち