新月の虎(2)
登坂がけ著(ノボリザカガケ )
B6判 146ページ
2022年04月21日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-64056-3
在庫あり
父王に裏切られた太子・孟雀と森で暮らす妖虎・ユトは魅かれあうが―?
正反対な2人が幸せを求めて闘う中華仙侠風ブロマンス!
「臨国」の太子・孟雀は尊敬する父王に裏切られ殺されそうになったところを、
森にひとりで暮らす青年・ユトに助けてもらう。
行くあてのない孟雀は、そのままユトと暮らしていくうちにその自由な生き方とユト自身に惹かれていく。
一方ユトは傷心の孟雀を心配し、悲しみを食べる虎の神様を呼ぶ。しかしその虎神はかつてユトの村の人々を殺したおそろしい妖怪だった。力を合わせてなんとか倒すが、突然ユトが虎神の心臓を食べたことで虎の姿になってしまい―?
そして戸惑いながらもお互いかけがえのない存在になった二人を引き離す来訪者が…!?
「…ユト君、一度帰ることにするよ」
【目次】
第5回 穏やかな奇奇
第6回 選択
第7回 雲行き
第8回 莱青城捕物劇