暗天街綺想夜曲
壺也著(ツボナリ )
A5判 136ページ
2021年04月01日発売
価格 1,870円(税込)
ISBN 978-4-408-64010-5
在庫あり
この街に微かな光を照らすのは“天使”か“悪魔”か――!?
「暗天街幻想奇録」から二年半、渾身の筆致で誘う暗天街のさらに深い闇!
暗天街――人間と妖が共存する閉ざされた島。孤島であり、ひとつの町。
遥か昔、世界には陰の気である妖(あやかし)が溢れた。
当時の祈祷師はこの島にすべての妖を封印し、結界を張った。
そして世界は平和となる。
妖とともに閉じ込められたこの街を除いては……。
外界との交信も途絶え妖の巣窟と成り果てた街は
法も秩序も整っていない貧困な地域も珍しくない。
その地域には〝身売り〟と呼ばれる子供たちが存在していた。
身寄りも行き場もなく、運に見放された子供たちが
〝教会〟と呼ばれる場所に引き渡されたり、売られたりしてくるのだ。
そんな少年少女たちには、命が尽きる寸前に頭に赤い光の輪が現れるという。
それは、深淵を灯す希望の光なのか――!?
「暗天街幻想奇録」の衝撃から二年半、
生命の終焉、復活、輪廻を描いたシリーズ第2作。
それは、優しくも悲しいセレナーデ(夜曲)。
Will it be the “angels” or the “demons” who shine a faint light on this town?
Two and a half years after the impact of 「暗天街幻想奇録」, the second season in the series depicts the end of life, resurrection, and reincarnation.
It's a gentle but sad serenade .
是 天使 "还是 "魔鬼 "照亮了这个小镇?
这是继大热作品《暗天街幻想奇録》之后时隔两年半,描写生命终结、复活、轮回的第二部作品。
这是一首温柔而又悲伤的小夜曲。"