1本足の栄光 ある片足アスリートの半生
ポール・マーティン著(ポール マーティン)
小滝頼介訳(コタキ ライスケ)
四六判上製 252ページ
2004年05月10日発売
価格 1,870円(税込)
ISBN 978-4-408-61124-2
在庫なし
両親の離別、父親との確執、養家での暮らし……。辛い幼少期を経て、非行とドラッグに浸る日々を過ごす手のつけられない不良となった著者が、事故で片足を失うという悲劇的な事故を経て真の更正を果たし、パラリンピック代表となるまでを描いた感動の自伝。
「片足になったことで不可能なことが多くなるのではなく、大きな可能性が生まれたのだ……」。25歳で左足を切断し、絶望の淵からはい上がる中で、そう確信した著者は、うつむくことなくポジティブに自分の人生の挑戦をはじめる。そしてスキー、アイスホッケー、自転車競技、トライアスロンの4つの競技で全米代表になり、97年、01年障害者トライアスロン世界選手権優勝、00年シドニーパラリンピック出場、02年障害者自転車世界選手権優勝、ハワイ・アイアンマン・レース完走4度など、輝かしい実績を残し、アテネパラリンピック代表にも決定している。ロサンゼルス・タイムス、USAトゥデイ、ボストン・グローブなど、アメリカのマスコミ各誌が絶賛した、人生の応援歌!