「熱狂」書影

熱狂 ワールドカップ2002、夢のような31日間

杉山茂樹(スギヤマ シゲキ)

木下健二写真(キノシタ ケンジ)

A5判 176ページ

2002年08月08日発売

価格 1,760円(税込)

ISBN 978-4-408-61100-6

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日本、韓国はもちろん、世界各国で熱い盛り上がりを見せたワールドカップ2002。本書は、そんなワールドカップの熱をリアルに描いた写文集だ。著者はスポーツライターとして人気の杉山茂樹。サッカーライターとして数々の実績と経験をもつ杉山が、戦術、人物、試合を決めた1シーンなど、さまざまな角度から試合をレポートするのはもちろん、スタジアム、その周辺、観衆の盛り上がり、旅の途中で出会った人々、サッカー好きのこだわりなど、日記形式のドライな筆致で、ありのままにワールドカップの魅力を記した。杉山自身、エピローグで次のように語る。「ワールドカップには過大評価も過小評価もしたくない。自分で見たありのままを、原寸大にしか語れない。この本はそうした観点で書いたつもりでいる」。文章を彩るのが、木下健二の写真だ。ワールドカップの「熱と美」を描いた撮り下ろし写真が、文章を引き立てる。眺めているだけでも楽しめる、サッカーの魅力のすべてが詰まった極上の1冊。