「朝鮮事変1939」書影

朝鮮事変1939 日韓併合不成立 ソ連軍、大韓帝国に侵攻す!

大村芳弘(オオムラ ヨシヒロ)

新書判 216ページ

2011年02月18日発売

価格 1,026円(税込)

ISBN 978-4-408-60627-9

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日ソ両軍、半島で激突!

1909年、満洲・ハルビン駅での伊藤博文暗殺は未遂に終わり、日韓併合は不成立となった。その後、日本、朝鮮、ソ連、中国を巡る歴史が大きく動き出す。1939年、大韓帝国の皇太子成婚式典に出席した駐韓大使が直後に暗殺され、共産勢力とおぼしきグループによるテロが続発。韓国政府は日本軍に派兵を要請する。一方、朝鮮の共産グループはソ連軍の協力を仰ぎ、陸上部隊が国境を越え、韓国北部へと侵入する。駐留の日本軍も独断で北部へ移動、軍事衝突へと発展。ソ連はウラジオ艦隊を派遣、日本海でも激しい砲撃戦に。空からの爆撃にも耐えながら、日本軍は必死に応戦するが、ソ連軍はついに生命線である臨津江(イムジンガン)を渡河、首都・漢城(ハンソン)に迫る。