「襟裳岬殺人事件」書影

襟裳岬殺人事件 木谷恭介自選集

木谷恭介(コタニ キョウスケ)

新書判 252ページ

2010年08月18日発売

価格 943円(税込)

ISBN 978-4-408-60609-5

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「現代の伏魔殿」に宮之原警部が切り込む!

札幌の老舗旅館の一人娘・近石朋恵が襟裳を旅行中、岬の遊歩道近くで、若い女性の死体を発見。殺されていたのは、郵政関係の特殊法人に勤めていたOLだった。その翌日には、然別温泉付近で、OLの上司だった男性が服毒死しているのが見つかった。朋恵は警察庁の友人・小清水峡子を通じて広域捜査官の宮之原警部に捜査協力を依頼。殺されたOLは、特殊法人の内部告発に絡んでいたようだが、捜査を進めていくと、そこには「現代の伏魔殿」ともいえる恐るべき実態が現れてきた……。新装版。