「京都やすらい殺人物語」書影

京都やすらい殺人物語

秋月達郎(アキヅキ タツロウ)

新書判 256ページ

2009年03月27日発売

価格 943円(税込)

ISBN 978-4-408-60546-3

在庫なし

オンライン書店で購入する

やすらい花が散るとき、哀しい殺人が…

15年前、高校の卒業式当日、少女とその母親が自宅で惨殺された。死体には、なぜか桜の花びらが散り撒かれていた。事件後姿をくらませてしまった父親の仕業と思われたものの、その行方は杳としてわからず事件は未解決のまま。そして時効が目前に迫った今年、初めてクラス会が催されることになったのだが、その矢先、幹事の一人が殺害されてしまう。殺される直前に彼が友人に送ったメールには、ただ“やすらい”の文字――!? 民俗学者・竹之内シリーズ。