「信州北斎殺人物語」書影

信州北斎殺人物語

秋月達郎(アキヅキ タツロウ)

新書判 320ページ

2008年09月20日発売

価格 943円(税込)

ISBN 978-4-408-60509-8

在庫なし

オンライン書店で購入する

北斎の絵に隠された驚愕の真相とは!?

長野県の小布施町郊外の雁田山で、中年の男が殺されているのがみつかった。殺された男の額には、なぜか青い塗料で「卍」が描かれていた。第一発見者の雑誌記者・胡桃沢くるみは、やはりその場に居合わせた民俗学者の竹之内春彦とともに事件を調べはじめることに。被害者は地元の美術評論家で、葛飾北斎に関する論文を発表する予定だったらしい。被害者の足取りを追うくるみと春彦は、やがて驚くべき真相に突き当たる――信州の小京都・小布施を舞台に、民俗学者・竹之内が美術史を揺るがす事件の謎を追う。書き下ろし。