信州長姫殺人物語
秋月達郎著(アキヅキ タツロウ)
新書判 344ページ
2007年08月30日発売
価格 943円(税込)
ISBN 978-4-408-60451-0
在庫なし
旅雑誌の記者・胡桃沢くるみは、飯田線を取材するため飯田市へ。旅の途中で出会った風変わりな男、竹之内春彦とともに飯田の有名な桜を見にでかける。だが、そこで彼女たちを待っていたものは、男のバラバラ死体だった。被害者は地域で莫大な富を持っている伊那谷商事の会長。頭部だけが人形芝居のかしらのように胴輪とつなげられた奇妙な死体には、なぜか青い水引が……さらに桜の木は青い照明で照らされていた! 幻の青い桜が呼び覚ます悲劇とは……? 民俗学者・竹之内春彦シリーズ。