「京都氷室街道殺人事件」書影

京都氷室街道殺人事件 木谷恭介自選集

木谷恭介(コタニ キョウスケ)

新書判 284ページ

2007年05月30日発売

価格 933円(税込)

ISBN 978-4-408-60438-1

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京都市の北郊・氷室町で、若い女性の殺人死体が発見された。どこか別の場所で殺され、遺棄されたらしい。京都府警の魚津刑事が捜査を担当する。被害者の生活を調べると、建設省の近畿地方建設局長と関わりがあることがわかった。その後、同じ氷室町で新たに中年男性の変死体が見つかる。死んだのはホテル会社の総務部長。二つの事件の関連を追いかけようとした魚津刑事は、なぜか突然捜査からはずされてしまう。怒った彼は、宮之原警部に協力を頼み、事件の解明に乗り出した。