「思川蕎麦の里、業火の殺人ルート」書影

思川蕎麦の里、業火の殺人ルート

金久保茂樹(カナクボ シゲキ)

新書判 220ページ

2006年11月01日発売

価格 943円(税込)

ISBN 978-4-408-60404-6

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旅行代理店『WTA』の美代川麗子は、南栃木一帯の蕎麦の里と名所をめぐる『思川蕎麦の里めぐり 2泊3日の旅』を添乗し、栃木市に向かった。ツアー参加者は全部で13人。初日は順調にツアー行程を消化していったが、2日目、参加者のひとりが、ホテルのバスタブのなかで死んでいるのが発見された。殺されたのはファミリーレストランの店長・片桐だった。死因は絞殺。なぜ殺してからバスタブに沈めたのか? 不審に思った美代川が調べ始めるが、なぜか会社の人間はだれも片桐の過去を知らないと言う――。のどかなソバの里で起きた殺人事件に、美人添乗員が挑む!