「奥入瀬殺人渓流」書影

奥入瀬殺人渓流

梓林太郎(アズサ リンタロウ)

新書判 236ページ

2006年05月18日発売

価格 922円(税込)

ISBN 978-4-408-60377-3

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事件の発端は西穂高の稜線から、登山者が足をふらつかせて転落した事故に、山岳救助隊員の紫門が関わったことだった。その転落死に不審を抱いた紫門は、同じような転落死が伊豆半島・石廊崎の岩場や、南アルプスの北岳でも起きていたのを知った。紫門の捜査の結果浮かび上がってきた容疑者には、しかし、確たるアリバイがあった……。