「飛鳥十字殺人事件」書影

飛鳥十字殺人事件

斎藤栄(サイトウ サカエ)

新書判 272ページ

2005年08月12日発売

価格 922円(税込)

ISBN 978-4-408-60336-0

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歴史学者である妻伸子の助言のもと、大胆な推理を展開する大和田の小説は、発刊するとたちまち評判となった。しかし伸子の勤める大学を牛耳る先輩教授は、妬みから大和田を中傷し、伸子を学内から追放しようとする。数日後、<インターラーケン城>と名付けられた広大な別荘の中で、その教授は惨殺されていた。「聖徳太子の謎」に端を発する殺人事件は意外な展開を見せ、第2、第3の悲劇がそこに幕を開けようとしていた。