四国 愛と罪の巡礼ロード
大野優凛子著(オオノ ユリコ)
新書判 260ページ
2005年08月12日発売
価格 943円(税込)
ISBN 978-4-408-60332-2
在庫なし
岩井絵里と遠野樹は事務所を共有している仕事のパートナー。樹がコーチをしている高校のサッカー部員が不祥事を起こし、その責任を感じた彼は、四国遍路に旅立つ。絵里のもとへは遍路日記が送られてきたが、ある日突然それが途絶える。ちょうどその頃、神戸で変死体が発見された。死んだ女性は、四国遍路の納札を握りしめていた。そこに書かれていたのは「遠野樹」という文字――。書き下ろしロマン・ミステリー。