「黄金の闇」書影

黄金の闇 家康の暗号

中見利男(ナカミ トシオ)

新書判 324ページ

2005年06月17日発売

価格 985円(税込)

ISBN 978-4-408-60327-8

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関ヶ原の戦いの後、大阪城内の拷問部屋では、徳川の間者と疑われた家臣たちが連日処刑されていた。豊臣秀頼の武芸指南をしていた若侍・鈴木樹三郎も、拷問によって両目をつぶされ、汚物のように捨てられた。だが偶然、僧侶たちに助けられ、彼らの元で修行をはじめることになる。やがて時は移り、禅僧として成長した樹三郎は、朝廷の分裂を防ぐため豊臣家打倒の陰謀を企てる。彼がたどり着いたその秘策とは…? 豊臣家滅亡の謎に気鋭が挑む、コペルニクス的転回の新説! 新感覚時代ミステリーの傑作!!