美濃路岩村 ふり向けば、霧
秋月達郎著(アキヅキ タツロウ)
新書判 274ページ
2004年11月17日発売
価格 922円(税込)
ISBN 978-4-408-60295-0
在庫なし
民俗学者の竹之内潤一郎は、フィールドワークのため岐阜県の岩村にやってきた。ところが、約束の時間になっても、案内役の教育委員会職員・秋川友子が現れない。上司によると、下調べのために岩村城趾へ出かけたらしい。
そのころ友子は、とんでもないものを見つけていた。霧にけむる城壁から、なんと女性の全裸死体が吊されていたのだ! この岩村城には、古い伝説が残されており、その伝説どおりに殺されたらしい。友子の連絡で城に向かった潤一郎が見たものは……!?