灼熱の艦隊(3)
菅谷充著(スガヤ ミツル)
新書判 224ページ
2003年04月17日発売
価格 933円(税込)
ISBN 978-4-408-60219-6
在庫なし
昭和18年3月、第一航空艦隊は傷ついた空母「大和」「赤城」「加賀」の応急修理をするため、エジプト・アレキサンドリアに寄港していた。修理の間、航空部隊はアルジェリア方面に展開するアメリカ陸軍航空隊を攻撃するため、リビアの首都・トリポリへ飛ぶ。だが、ここで待ちかまえていたのは、リパブリックP-47C「サンダーボルト」。この頑丈な最新鋭機には、さすがの疾風も苦戦を余儀なくされる――。一方、アメリカの新大統領となったマッカーサーは、対日太平洋戦争を再開させるべく、空母を太平洋に回航させるなど、着々と軍備拡張を進めていた。しかし、再び対米戦争に突入すれば、日本に勝機はない。憂慮した山本五十六は、途方もない一大作戦を発令した。はたして乾坤一擲の大勝負の行方は!?