南紀白浜 磯釣り殺人事件
田中光二著(タナカ コウジ)
新書判 240ページ
2002年02月17日発売
価格 922円(税込)
ISBN 978-4-408-60174-8
在庫なし
警察庁嘱託の捜査指導官・千々岩は、和歌山県警田辺署の石神に誘われて磯釣りをすることになり南紀白浜へでかけた。そこで千々岩は石神から奇妙な話を聞かされる。彼らが釣りをしているとなりの磯“イチのハナレ”で釣り人たちが次々と変死しているというのだ。一応すべて事故として処理されているのだが、不審に思った千々岩は独自で調べを開始する。その矢先、さらにひとりが“イチのハナレ”から転落死をしているのが発見され、死体を解剖してみると微量ながら睡眠薬が検出された。はたして一連の事故は連続殺人だったのか!?