比島争奪大作戦 帝国艦隊猛烈戦記(3)
橋本純著(ハシモト ジュン)
新書判 224ページ
2000年09月01日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-60139-7
在庫なし
太平洋戦争に突入して2年が経過、戦線は膠着状態に陥っていたが、アメリカはその圧倒的な工業力に物を言わせて、徐々に優位にたち始めていた。そこで海軍大臣・山本五十六はアメリカを講和のテーブルに着かせるべく「天頂作戦」の発動を決定する。~アメリカの世論は膨大なる戦死者の前に必ず揺れる~との前提の基に最大で米軍6個師団「12万人」を殲滅させる作戦だった。
一方ルーズベルトの辞任を受けて新大統領になったトルーマンは、政治的立場強化のためにも、米太平洋艦隊司令長官ニミッツに、日本に対する完全勝利を要求。かくして、フィリピン沖で日米の乾坤一擲の大決戦が開始される!!