血風録・山本五十六の太平洋大戦略(3)
霧島那智著(キリシマ ナチ)
新書判 224ページ
2000年08月10日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-60137-3
在庫なし
ビルマの首都ラングーンのイギリス軍基地徹底壊滅に成功し、勝利にわきたつ帝国海軍のもとに驚くべき情報が飛び込んできた。帝国のあまりの快進撃に恐れをなしたヒトラーがイギリスと軍事同盟を締結、全欧米機動部隊を編成してインド洋へ向かったというのだ。
これに対し山本五十六連合艦隊司令長官は、海軍全艦艇をインド洋に集結。敵連合軍にとっては攻撃圏外であり、帝国軍機にとっては攻撃可能となるアンダマン諸島とセイロン島の中間海域を決戦海域に決定するとともに、第十一、十二航空艦隊を最前線に進出させた。ここに世界海戦史上最大規模のインド洋海戦の火蓋が切って落とされた!! シリーズ完結編。